☆スタッフブログ☆『ハインリッヒの法則』
先月の職員ブログが「ジャネーの法則」だったので、法則繋がりで先日、ふとしたことで思い出した私の好きな法則を一つ紹介したいと思います。
「ハインリッヒの法則」という法則をご存じですか?
Wikipediaによりますとハインリッヒの法則とは・・・
「労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在する。」という法則です。
ものすごく簡単にいうと、大きな事故の前には「たまたまなにも怒らなかったけどあぶなかった」ということや「気にしなくていい程度のミスがあった」などの事象が必ずあるということで、このハッとしたことが有った時点で対策をとること、不安全な行動をとらなければ労働災害はかなり防ぐことができる、ということのようです。
本来は製造業などで安全を考えるときに多く用いられる法則で、私も製造業の会社にいた頃、この法則をとても大切にし、たとえ1mの高所作業でもヘルメット着用必須という徹底具合でした。
今は全く違う職種でヘルメットを被ることもなくなりましたが、この法則自体はどんな仕事にでもあてはまる気がします。
大きな事故(失敗)を起こさないようにしたいということに意識が向きがちですが、
大きな失敗には必ず軽微な異常(ミス)が存在している。と意識して、日常で気がつく違和感や異常に慣れてしまわないようにと、心がけて今年も頑張りたいと思います。
ちなみに、私がハインリッヒの法則を思い出したのは、昨年の大掃除中に所長が椅子から落下した事件がきっかけです。回転椅子の上にのりバランスを崩して派手に落下という、不安全行動からの事故でした。
今年はヘルメットを付けて脚立に登って掃除して貰おうと思っています。