プロフェッショナル
先日、弊所のお客様の美容室のフォトコンテストに審査員として参加させていただく機会がありました。
美容に関しては全くの素人でしたが、素人の意見も貴重だということで、素人代表として参加してきました。
色々なスタイリストさんやアシスタントさんの作品を拝見させていただきましたが、どれもすばらしい作品ばかりで私のような素人が点数をつけるのが本当に申し訳なく思いました。
ただ、技術的なことは分かりませんが、社内でこのようなイベントを定期的に行っていること、そしてそれに向けて社員が本当に真剣に取り組んでいる姿勢には本当に感動しました。
印象に残ったのが、「作っていて楽しかった」という声がたくさん聞こえてきたことです。仕事にやりがいを感じ、楽しめること。経験年数に関係なく、プロフェッショナルのあるべき姿を見たような気がしました。
私たち税理士の仕事は数字とにらめっこする機会が多く、なかなか「楽しい」と感じることが少ない業種かもしれません。しかし本当に小さなことに楽しみを感じています。
たとえば、社長が子供の就活の話を相談してくれたときなどです。
直接仕事には関係のないことのように感じますが、私たちはお客様に信頼されることが一番の目標です。
税理士は税金の相談を受けて当たり前。それ以外の相談をしてくれたときが、「あ、この人、少しは僕のこと信頼してくれているのかな?」と感じる瞬間です。
そしてプロとしては何よりお客様の発展。これは私たち税理士にとってこれ以上ない喜びです。きれい事ではなく税理士は純粋にみんなそう思っていると思います。
このたびは私たちとは全く違う業種の職場の風景を見ることができ、少しでも自社に生かせることがあるのではないかと考えることができ、非常に貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
是非コンテストの様子の写真を掲載したかったのですが、守秘義務がありますので割愛させていただきます。